LONG SHOT 2

主翼は、フォームコアのグラスシャーレにカーボン補強を施した構造になっています。

主翼の重量は、片側で64.6gと非常に軽量な仕上がりとなっています。
主翼の後縁は、カミソリ後縁といわれるぐらいに薄く鋭利に仕上げられています。
この薄さが空力抵抗を少なくして効率の良い飛びをしてくれるポイントです。
特にDLGのように人の力で投げ上げるような機体ならその上昇高度の差につながってきますが、組立作業をするときに手を切らないように気をつけてください。
本機の主翼は、以前から性能が良かったのですが、更に翼型も進化してより薄く高性能に進化しています。
エルロンサーボの取付位置も以前の物は、片翼長のほぼ中心にあったのですが、今回のモデルチェンジで胴体近くに変更されています。
これにより、サーボコードが短くできて軽量になります。
以前は、バルサ材のムク板を組み合わせたもので合った水平尾翼で若干重かったのですが、今回に主翼と同じフォームコアグラスシャーレになって非常に軽量なものとなりました。
翼型も揚力翼となりより浮きの良い構造となっています。
このあたりの変更でよりコンペティションモデルとしての戦闘力をつけてきたようです。

水平尾翼の取り付けも以前は、バルサ材を自分で削って取付ていたのですが、カーボンとバルサ材で加工済となっています。

正確に加工されているので、加工精度の差が出ることも無く十分強度をもって正確に取り付けることが出来るようになっています。 垂直尾翼とラダーは、バルサのムク材の組み合わせで構成されたものに付属の薄型フィルムを張るようになっていますが、素材の質を見直して軽量になっています。
ラダーのヒンジ部分の斜め加工や、垂直尾翼の縁の丸みも加工済になっていますので、誰が製作しても高性能な機体が出来るようになっています。
意外とこのあたりの加工は、簡単そうで手間のかかる作業ですので、親切設計になっています。
今回のモデルチェンジの目玉がこのポッドです。
以前のFRP製からカーボンケブラー製に変更されて軽量になっています。
樹脂の厚みなども強度の欲しい所とそうでもない所で若干変えて成型されているようです。 主翼の取り付け部分も非常に綺麗に成型されており、主翼止めのビスを受けるナットも埋め込み済みになっています。
エルロンサーボのコネクターを通す穴は、各自であけるようになっています。
メカ室のハッチとなるキャノピーは、カーボン製となっています。 カーボン製のカンザシです。
中央部分の厚みが少し厚くなっていてその部分が胴体になります。
左右の端にLとRが書いてあり左右の翼に合わせて有るようです。
テールパイプは、カーボン製で18.0gになっています。
このあたりの改良が競技用としての戦闘力が非常にアップされたところです。

以前のモデルが主翼は、非常に良いのだけど胴体が少し重めと言う声があったのですが、今回そのところを大幅に改良されて、勝てる機体と進化しています。
ハンドランチグライダーを手投げ後にサーマルを捕まえて機体が点になるほど上空に上がったときのなんともいえない満足感を是非体験してみてください。
病み付きになります。

こちらからフライト動画がご覧いただけます。

※ご注意※
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